比叡山の雪景色を楽しむガイド!アクセスや服装、運休情報を解説

冬の比叡山観光ガイドのアイキャッチ画像。左側は雪の比叡山ドライブウェイを走るスタッドレスタイヤ装着の車、中央は雪化粧した根本中堂(大改修中)を眺める万全の防寒対策をしたカップル、右側は雪景色の中を運行する坂本ケーブルを組み合わせた写真。

冬の足音が聞こえてくると、滋賀と京都の境にそびえる比叡山延暦寺の雪景色が恋しくなりますね。
真っ白に染まった根本中堂や、静寂の中に響く鐘の音は、この時期だけの特別な体験です。

でも、いざ出発しようと思うと、現在の比叡山の雪がどのくらい積もっているのか、ライブカメラでの確認方法はどうすればいいのか、あるいは自家用車のノーマルタイヤで行けるのかといった不安も尽きないかなと思います。

特に冬期の厳しい道路規制や、ケーブルカーの運休スケジュールを把握していないと、せっかくの参拝が台無しになってしまうかもしれません。
この記事では、比叡山の雪対策や服装、そして冬ならではの参拝の魅力について、私自身の視点から詳しくお伝えしていきますね。

  • 冬の比叡山へのアクセス方法と交通機関の運休スケジュール
  • ノーマルタイヤ厳禁の道路規制とスタッドレスタイヤの重要性
  • マイナス10度にもなる山上の気温に合わせた適切な服装と装備
  • 雪の中の根本中堂参拝や大晦日の鬼追い式といった冬の行事
目次

比叡山の雪を楽しむためのアクセスと最新情報

冬の比叡山は、麓の街中とは完全に別世界の気象条件になります。
「下は晴れているから大丈夫だろう」という油断が、山の上では通用しないのが面白いところであり、怖いところでもあるんですね。

まずは、スムーズに山頂へ辿り着くための最新アクセス情報や、現地の状況を把握するコツを深掘りしていきましょう。

ライブカメラで比叡山の積雪と天気を確認する

比叡山へ向かう際、私が一番に推奨したいのがライブカメラによるリアルタイム確認です。比叡山は標高848メートルあり、地上との気温差は5度から6度ほどあります。
さらに、日本海からの寒気が琵琶湖を渡る際に湿気を蓄え、比叡山にぶつかって急上昇することで雪を降らせるメカニズムがあるため、麓が雨でも山頂は猛吹雪ということが本当によくあるんです。

複数のライブカメラを使い分けるコツ

厳冬期の比叡山頂付近。道路も周囲の木々も深い雪と霧氷で完全に真っ白に覆われ、激しい雪が降っている厳しい気象状況。※画像はイメージです

比叡山延暦寺の公式サイトや、比叡山ドライブウェイの管理会社が設置しているカメラをチェックするのが基本ですね。
確認すべきポイントは、路面の「色」と木々の「白さ」です。路面が白ければ積雪、黒光りしていれば凍結のリスクが高いと判断できます。

また、大津市側から見た山の稜線が白く霞んでいる時は、上で雪が降っているサイン。
ライブカメラの映像をパッと見て、「あ、これは今の装備じゃ無理かも」と冷静に判断する材料にしてくださいね。

主なライブカメラは下記の通りです、参考までにどうぞ。
1:比叡山の「姿」を見たい場合(京都市内から)→ 京都府立大学 比叡山ライブカメラ
2:山の「天候・積雪」を確認したい場合 → 比叡山延暦寺大霊園 大駐車場ライブカメラ
3:周辺エリアの状況 → ウェザーニュース(比叡平)

SNSのリアルタイム情報を併用する

カメラの死角になっている場所を知るには、SNSでの検索も有効です。
ハッシュタグ「#比叡山」や「#延暦寺」で検索し、1時間以内の投稿を見つけられれば、現在の積雪の深さや吹雪の具合が分かります。

特に、写真愛好家の方々がアップする「霧氷」や「樹氷」の情報は、今の比叡山がどれほど美しいか、そしてどれほど寒いかを教えてくれる貴重な情報源になりますよ。

比叡山は京都市内から近く感じますが、気象条件は完全に「雪山」です。
ライブカメラで真っ白な映像が見えたら、それは観光地というよりは修行の場としての顔を見せているのだと認識して、準備を整えてくださいね。

比叡山のドライブウェイはノーマルタイヤで走れるか

比叡山ドライブウェイの冬の路面状況。雪とブラックアイスバーンが混在する危険なカーブを、スタッドレスタイヤ装着車が慎重に走行している様子。※画像はイメージです

結論から申し上げますと、冬の比叡山にノーマルタイヤで挑むのは絶対にやめておきましょう
たとえ麓の道路が乾いていても、比叡山ドライブウェイや奥比叡ドライブウェイの中腹を過ぎたあたりから、景色は一変します。

特に、日陰になるカーブなどは、見た目は濡れたアスファルトに見えても、実は薄い氷の膜が張った「ブラックアイスバーン」になっていることが多く、非常に危険です。

スタッドレスタイヤ規制の現実

冬期のドライブウェイでは、管理事務所による巡回が強化されており、路面状況に応じて「スタッドレスタイヤ規制(冬用タイヤ規制)」が発動されます。
この規制が出ている場合、料金所ゲートでタイヤのチェックが行われ、ノーマルタイヤの車両は強制的に進入を断られます。

せっかく遠くから来たのに、入り口で追い返されるのは悲しいですよね。
また、運よく規制前に入れたとしても、下り坂で一度スリップし始めると、ガードレールの向こう側は断崖絶壁です。
命を守るためにも、冬用タイヤ未装着での走行は考えないようにしましょう。

JAFやロードサービスの救援について

万が一、雪道で立ち往生してしまった場合、JAFなどのロードサービスを呼ぶことになりますが、吹雪の中では救援が到着するまでに数時間を要することも珍しくありません。
また、有料道路内での事故や故障は、多額の費用がかかるだけでなく、他の参拝者の通行を妨げることにもなります。
「自分は運転に自信があるから」という過信は捨て、安全第一で判断してほしいなと思います。

ノーマルタイヤでの雪道走行は、道路交通法違反に問われる可能性もあります。
何より、比叡山の急勾配なヘアピンカーブで制御不能になる恐怖は想像を絶します。
スタッドレスタイヤを持っていない場合は、後述する公共交通機関の利用を強くおすすめします。

スタッドレスやチェーンが必須となる冬の道路規制

比叡山の道路規制は、天候によって刻一刻と変化します。
基本的には「スタッドレスタイヤ装着」が前提となりますが、特に積雪が激しい日には、スタッドレスタイヤを履いていても「チェーン装着」が推奨、あるいは義務付けられるケースもあります。

山の天気は気まぐれで、登っている間に状況が悪化し、帰る頃には通行止めになって閉じ込められる……なんてリスクもゼロではありません。

冬の安全運転を支える一次情報

積雪路面での制動距離は、乾燥路面に比べて数倍に伸びます。
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の調査データによれば、時速40kmからの急ブレーキにおいて、スタッドレスタイヤでも乾燥路面の約1.7倍の距離が必要という結果が出ています。

これがノーマルタイヤになると、さらに数倍の距離が必要となり、そもそも坂道を登ることすら困難になります。
(出典:JAF公式サイト『雪道での制動距離テスト』

奥比叡ドライブウェイの年中無休について

奥比叡ドライブウェイは「年中無休」を謳っていますが、これは「天候が許す限り」という条件付きです。
除雪作業が追いつかないほどの豪雪時や、気温が低すぎて融雪剤が効かないような状況では、安全のために予告なく通行止めになります。

私が滋賀に住んでいて感じるのは、比叡山の除雪能力は非常に高いですが、それでも自然の力には勝てない時があるということです。
お出かけ前に必ず、ドライブウェイの公式ホームページや電話で、現在の通行可否を確認する癖をつけてくださいね。

坂本ケーブルを利用した冬の比叡山アクセスルート

冬の坂本ケーブルからの絶景。雪が積もった線路と、車窓から見下ろす雪化粧した琵琶湖と坂本の街並み。※画像はイメージです

車でのアクセスに少しでも不安を感じるなら、私は断然「坂本ケーブル」を利用するルートを推します。
滋賀県大津市にある坂本駅から登るこのケーブルカーは、日本一の長さ(2,025m)を誇り、創業以来、冬の比暦山を支え続けてきた歴史ある乗り物です。
最大の特徴は、京都側のケーブルが止まってしまう時期でも、原則として通年運行されているという点です。

比叡山坂本駅からケーブル坂本駅へ

アクセスは意外と簡単です。JR湖西線の「比叡山坂本駅」から京成バスに乗るか、徒歩で約15分から20分ほど。また、京阪電車の「坂本比叡山口駅」からなら、さらにケーブル駅に近いです。

歴史ある門前町・坂本の街並みを眺めながら、徐々に標高を上げていくワクワク感は、車では味わえない特別なものですね。
ケーブルカーの車窓から眺める雪の琵琶湖は、まさに絶景の一言です。

冬の黄金ルート「坂本一択」の理由

1月以降、京都側の交通機関が制限される中で、この坂本ルートは「唯一の安定した入り口」になります。
ケーブルカーは雪に強く、よほどの暴風でない限り運行してくれます。

駅から延暦寺の東塔エリアまでは徒歩圏内なので、雪道を長時間歩くリスクも最小限に抑えられます。
冬の比叡山を安全に、かつ確実に楽しみたいなら、このルートを主軸にプランを立てるのがベストかなと思います。

交通手段 冬期の信頼性 メリット デメリット
坂本ケーブル ◎ 非常に高い 通年運行、景色が良い 滋賀側へ回る必要がある
自家用車 △ 天候に左右 プライベート空間、荷物OK タイヤ規制、滑落リスク
京都市内バス × 冬期運休 (通常期は便利) 冬は全く使えない

叡山ケーブルの冬期運休と京都側の移動手段の制限

ここが多くの人が間違えやすいポイントなのですが、京都側の八瀬から登る「叡山ケーブル」と「叡山ロープウェイ」は、冬に長期の運休期間があります。
2025年12月中旬には一時的な設備点検があり、さらに年明けの2026年1月5日から3月19日までは、完全に営業をお休みしてしまいます。
これ、知らないで行くと八瀬駅の前で呆然とすることになるので、本当に注意してくださいね。

京都ルートが閉鎖される理由

京都側は非常に急勾配な斜面を登るため、冬の厳しい積雪や凍結による設備への負荷が大きく、安全運行を維持するための徹底したメンテナンス期間が必要なんですね。

また、比叡山頂から延暦寺(東塔)を結ぶバスもこの時期は止まってしまうため、物理的に「京都側から観光客が山頂へ行くルート」が遮断される形になります。
大晦日の終夜運転などを除き、1月・2月のメインシーズンは京都側は使えない、と覚えておきましょう。

代替手段はあるのか?

「どうしても京都側から行きたい!」という場合でも、この時期は直通バスも運休しているため、結局は一度滋賀県側に回って坂本ケーブルを利用するか、タクシーで比叡山ドライブウェイを通る(もちろんスタッドレス装備車)しかありません。
公共交通機関派の方は、最初からJRや京阪を使って大津市側を目指すのが、時間もお金も無駄にしないコツですよ。

氷点下の寒さに耐える比叡山の服装とおすすめの靴

真冬の比叡山延暦寺境内で、ダウンジャケット、ニット帽、スノーブーツなど、万全の防寒装備を着用した日本人カップル。※画像はイメージです

比叡山の寒さをなめてはいけない」。
これは私自身が何度も経験して学んだ教訓です。
比叡山頂は、風を遮るものが少ない場所が多く、風速が1メートル増すごとに体感温度は1度下がると言われます。

マイナス5度の気温で風速5メートルの風が吹けば、体感はマイナス10度。
これはもう、街歩きの格好では10分も耐えられません。

おすすめのレイヤリング(重ね着)

まずは、ヒートテックなどの吸湿発熱インナーを1枚だけでなく2枚重ねにするくらいの覚悟が必要です。
その上にフリースやウールのセーター、そして一番外側には防風・防水機能のあるしっかりとしたダウンジャケットやハードシェルを着てください。

首元からの冷気侵入を防ぐマフラーやネックウォーマー、耳まで隠れるニット帽、そして手袋は「予備」も含めて持っていくのが理想的ですね。

足元の装備が勝敗を分ける

靴についても、おしゃれなレザースニーカーやパンプスは厳禁です。
雪の上を歩くとすぐに水が染みてきて、足先から感覚がなくなってしまいます。

理想は防水仕様のスノーブーツですが、持っていない場合は、厚手のウールソックスに防水スプレーをたっぷりかけたトレッキングシューズでも代用できます。
また、路面が凍っている時のために、簡易的なアイゼン(滑り止め)をカバンに忍ばせておくと、坂道で転んで痛い思いをせずに済みますよ。

比叡山冬の三種の神器

  • 貼るカイロ(腰と足の裏に貼ると効果絶大)
  • 暖かい飲み物を入れた保温ボトル(山上の自販機は凍結で使えないことも)
  • スマホ用のモバイルバッテリー(極寒地では電池の減りが異常に早いです)

比叡山の雪に包まれる参拝の見どころと伝統行事

厳しいアクセス条件をクリアした人だけが、雪の比叡山の真の姿を拝むことができます。
凛とした冷たい空気の中で見る朱塗りの堂塔は、まるで極楽浄土が現世に現れたかのような美しさです。
ここからは、冬の参拝で特に注目してほしいポイントを詳しく解説しますね。

山内シャトルバスの運休と徒歩でのエリア間移動

比叡山延暦寺は「東塔」「西塔」「横川」の三つのエリアに分かれていますが、冬期(2026年1月5日から3月17日まで)はエリア間を結ぶ「比叡山内シャトルバス」が完全に運休します。
これが何を意味するかというと、東塔以外に行きたい場合は、雪の山道を自力で歩くしかないということです。

各エリア間の距離と所要時間

東塔から西塔までは、徒歩で約20分から30分ほど。道は比較的整備されていますが、積雪時は滑りやすく、体感的にはもっと長く感じるはずです。
さらに奥にある横川までは、西塔からさらに4キロ以上あり、徒歩で1時間以上かかります。

冬の横川は、もはや「本格的な冬山トレッキング」の領域ですので、初心者が気軽に立ち寄れる場所ではなくなります。
冬の比叡山観光は、坂本ケーブルから徒歩で行ける「東塔エリア」に集中させるのが、賢明な判断かなと思います。

徒歩移動での注意点

もし西塔まで歩くなら、必ず日没時間を計算に入れてください。
山の冬は16時を過ぎると一気に暗くなり、気温も急降下します。
シャトルバスがない以上、帰りもまた歩いて戻らなければなりません。
無理な移動は避けて、一つのエリアでゆっくりとお参りするのが、冬の比叡山を堪能するコツですね。

根本中堂の大改修と雪景色の中で拝む不滅の法灯

深い雪に覆われた比叡山延暦寺の根本中堂。大改修のために設置された巨大な素屋根にも雪が積もり、静寂な冬の境内の様子。※画像はイメージです

比叡山の象徴、国宝・根本中堂は、現在約60年ぶりとなる大改修の真っ最中です。
巨大な素屋根に覆われた姿は今しか見られない光景ですが、お堂の中は通常通り参拝可能です。
むしろ、この改修期間中だけの楽しみ方があるのをご存知でしょうか。

修学ステージから見る新しい視点

工事用の足場を利用して作られた「修学ステージ」からは、普段は見上げることしかできない屋根の高さから、お堂の内側を見下ろすことができます。
雪の日は、外の白銀の世界と、堂内の深い闇に揺れる灯明のコントラストが本当に神秘的。
1200年間、一度も消えることなく灯り続けている「不滅の法灯」の輝きが、冬の澄み切った空気の中でより一層力強く感じられるはずです。

2026年冬だけの特別な奉安

2026年1月8日からは、根本中堂の隣にある「萬拝堂」にて、改修期間中の特別措置として秘仏本尊の御前立「薬師如来御尊像」と「不滅の法灯」が奉安されます。

工事中だからこそ、より身近に法灯を感じられるチャンスなんです。
雪に閉ざされた山奥で、静かに祈りを捧げる時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれる素晴らしいひとときになりますよ。

大晦日の鬼追い式と除夜の鐘を体験する参拝プラン

大晦日の夜、比叡山延暦寺で行われる鬼追い式。雪が舞う中、篝火に照らされた鬼の面をつけた僧侶が迫力ある儀式を行っている様子。※画像はイメージです

一年で最も比叡山が活気づくのが、大晦日の夜です。
深夜23時40分頃から行われる「鬼追い式」は、人間の煩悩を象徴する鬼を修行僧たちが調伏し、改心させるという迫力ある儀式です。
篝火に照らされた雪の中で鬼たちが暴れ回る姿は、圧巻の一言に尽きます。

除夜の鐘を自ら突く体験

比叡山では、一般の参拝者も除夜の鐘を突くことができます。
NHKの「ゆく年くる年」でおなじみのあの鐘の音を、自分たちの手で響かせることができるんです。

ただし、これには整理券が必要で、大晦日の夜から多くの人が並びます。
幸先矢(さいさきや)を購入することで鐘を突く権利を得られるケースが多いので、事前に公式サイトでその年の手順を確認しておきましょう。

極寒の中での待機対策

深夜の比叡山は、想像を絶する寒さです。
長い待ち時間、氷の上に立っているような感覚になります。
幸い、例年はおもてなしとして温かい甘酒や大根炊きの振る舞いがあったりしますが、それでも防寒着だけでは足りません。

足首や手首を温めるレッグウォーマーなど、万全の装備で挑んでください。
また、延暦寺会館に宿泊して、温かいお部屋を拠点に参拝するのも贅沢で素晴らしい選択肢ですね。

大晦日の夜は、特別に比叡山ドライブウェイや坂本ケーブルが終夜運転を行うことが多いです。
でも、雪が降れば当然タイヤ規制がかかります。
「車で年越しに行こう」と考えている方は、当日の気象予報を1時間おきにチェックするくらいの慎重さが必要です。

西塔や横川を巡る冬の比叡山ハイキングの注意点

「見る」だけでなく「歩く」ことを目的とするアクティブな方にとって、冬の比叡山は魅力的なフィールドです。
比叡山坂本から登り、東塔、西塔、そして横川へと続く「峰道」は、千日回峰行の行者さんも歩く神聖な道。
雪を被った老杉の間を歩く体験は、魂が浄化されるような感覚になります。

冬山としての比叡山に向き合う

ただし、冬のこのルートはもはやハイキングではなく「雪山登山」です。
特に西塔から先の峰道レストラン跡地や玉体杉付近は、風が強く吹き抜け、一瞬で道が雪に埋まってしまうこともあります。
玉体杉からは京都市内を一望できる絶景が待っていますが、そこに辿り着くまでには、深い雪を漕いで進む体力が求められます。

装備チェックリストと安全管理

ハイキングを計画するなら、以下の装備は必須です。

  • 防水の登山靴 + ゲイター(靴の中に雪が入るのを防ぐ)
  • 6本爪以上のアイゼン(凍結した急斜面で滑落しないため)
  • ヘッドライト(冬は15時を過ぎると暗くなり、17時には真っ暗です)
  • エマージェンシーシートやツェルト(万が一の停滞に備えて)

滋賀の山は低山でも天候が急変しやすく、遭難事故も発生しています。
決して一人では行かず、経験者と一緒に、早朝から行動を開始するスケジュールを組んでくださいね。

比叡山で雪のシーズンを満喫する重要ポイントのまとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
冬の比叡山は、確かにハードルが高い場所かもしれません。
でも、その厳しい条件を乗り越えた先にある静寂と美しさは、何物にも代えがたい一生の思い出になります。

最後にもう一度、大切なポイントをおさらいしましょう。
とにかく「坂本ルート(滋賀側)を基本にする」「車ならスタッドレスタイヤを徹底する」「バスが止まるので無理な移動は控える」。この3点を守れば、大きなトラブルに巻き込まれることはまずありません。

また、服装は「やりすぎ」と思うくらい着込んでちょうどいいです。

比叡山は、1200年の歴史を持つ祈りの山。
雪に包まれたその姿は、私たちに「静止」と「再生」のメッセージをくれているような気がします。

この記事を参考に、皆さんが安全に、そして心ゆくまで雪の比叡山を楽しめることを願っています。最新の道路状況や交通機関の運行状況は、必ず公式サイトで直前に確認してくださいね!

正確な情報は、必ず各公式サイトをご確認ください。
比叡山延暦寺 公式サイト:https://www.hieizan.or.jp/
比叡山ドライブウェイ 公式サイト:https://www.hieizan-way.com/
坂本ケーブル 公式サイト:https://www.sakamoto-cable.jp/

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